院長 川村悠太 獣医師の診療予約とフードのご予約が可能です。
IVRとは「Interventional Radiology=インターベンショナルラジオロジー」の略で、日本語で「画像下治療」と訳します。
文字通り、レントゲン透視装置やCT装置、超音波診断装置を用いて体内を透かして見ながら細いカテーテルや針を用いて標的臓器を治療する方法です。
身体に負担が少ない
IVRは、外科手術のようにおなかや胸を切らずに、体の奥にある臓器や血管の治療ができる方法です。そのため、患者さんの体への負担が圧倒的に少ないという特徴を持っています。
動注リザーバー療法では、カテーテルという細い管を、がんの近くの血管まで挿入し、「リザーバー」という小さな器具に接続し、
皮膚の下に埋め込みます。この「リザーバー」に、皮膚の上から針を刺すだけで、がんに直接抗がん剤を投与することが可能となり、
がん細胞に対する濃度は静脈投与の数十倍になります。また、全身に流れる抗がん剤の量が少なくなりますから、副作用が少なくて
すむことが期待できます。
鼻腺癌(1ヶ月後)
カテーテルという細い管を、がんの近くの血管まで挿入し、そこから腫瘍を殺す薬(抗がん剤)や、腫瘍に栄養を運んでいる
動脈を塞いでしまう薬(塞栓剤)を入れます。つまり、腫瘍を「薬漬け・兵糧責め」にしてしまう治療法です。
尾状葉に発生した肝細胞癌(赤丸内)
塞栓後1ヶ月
尿管結石や腫瘍によって閉塞した尿路を開通させる治療です。当院では腎瘻チューブ、尿管ステント、SUBシステム、
尿道ステント設置術等が可能です。
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